日本語教育能力検定試験の通信講座比較・おすすめランキング
日本語教師求人募集の採用条件の1つに「日本語教育能力検定試験に合格した方」という項目が設けている企業・学校は非常にたくさんありますので、幅広いキャリアを積みたいのであれば資格取得を目指したいところです。
今回は日本語教育能力検定試験の通信講座・通信教育比較!おすすめランキングを作成しました。
通学の日本語教育能力検定試験予備校・専門学校をお探しの方についても参考にして頂ければと思います。
通信講座の場合ですと自宅や外出中など1日の様々なシーンで学習することができますので、忙しい方にメリットがあります。コースの学費・入会金等も安い・格安の傾向がありますので、コストパフォーマンス重視の方にもおすすめです。
※条件は公式サイト参照
日本語教育能力検定講座↓
特長 |
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主なコース種類 | 日本語教育能力検定試験完全合格講座(DVDコース/eラーニングコース/DVD+eラーニングコース) |
料金・費用 |
【DVDコース】 |
分析レポート | 中山妙子氏、福田マダール有希子氏、志賀玲子氏、辻和子氏、稲見和洋氏、尾之内貴子氏、猪塚元氏など実力派の講師陣・開発者による日本語教育能力検定試験通信講座です。「たのまな」は名門ヒューマンアカデミーの通信版ですので、信頼性が高く、アルクと同様におすすめです。一流講師の講義をDVD(eラーニング)で視聴学習することができますので、初心者でもゆっくりと着実に知識を身に着けることができますし、スキマ時間を使って効率的に勉強することができるのは非常に嬉しいですね。もちろん、通信教育ですが添削指導・質問サポートも充実していますので、安心して合格を目指すことができます。 |
※公式サイト引用
向学心の高いクラスメイトに恵まれ、いつも、心地好い刺激に包まれて、楽しい学びを続けることができています。講師もスタッフも優しく親身になってくださりありがたく、心強いです。
e-ラーニングとDVDとで、コースを悩みましたが、電波やwi-fiが十分でない移動中でも音声で学べ、腰を据えてDVDで大きい画面で脳に刻み込んで学べるDVDコースで良かったと思います。途中で止めることも、次の日に途中から始めることもできます。
車で移動の際に音声CDをな流して学習するようにしました。検定試験のポイントを教えていただけるので無駄がなく、何度も何度も繰り返して聞いています。
平均合格率の約2.8倍
特長 |
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主なコース種類 | NAFL日本語教師養成プログラム |
教材種類 | テキスト24冊、CD7枚、日本語教育実習付属DVD1枚、重要キーワード集300、試験対策問題集1冊(CD付き)、模擬テキスト1回分(CD、解答と解説付き)、コースガイド |
料金・費用 | キャンペーン実施中 |
分析レポート! | 短期集中型、土日・祝日など週末集中型、マイペース型など様々なタイプに合った学習プランが可能になります。アルクのNAFL日本語教師養成プログラムで使用するテキスト教材は出題範囲に準拠していて、毎年内容を改正しているので常に最新情報で学習することが可能です。ポイントチェックやタスクで知識を確実なものにすることができます。試験対策問題集は音声・聴解分野についても役立つ解説がされているのでシッカリと対策することができます。模擬テスト、重要キーワード集300で直前対策のアウトプットも可能です。サポート体制も充実していて実力診断テスト24回、記述式問題の添削指導など通信教育でも安心して検定試験対策の強化をしてくれます。費用・学費についてもヒューマンアカデミー「たのまな」と比べて安い・格安になりますので、コスパも優れています。 |
※公式サイト引用
食事の準備をしている最中も、テキストや『重要キーワード集300』から抜粋した用語、覚えづらい人名などをチェック。意味を説明できるか、具体例を挙げられるか、その用語を使って問題を作れるかといったことをシミュレーションしました。
学習に役立つ情報収集のために、NAFL受講生専用サイトはよくチェックしていました。自分とはタイプが異なる人の体験談や学習法も、読んでみたら「そこは気付かなかった!」という発見につながることもあります。一人で勉強をしていると考え方が偏ることもあるので、できるだけ多くの情報に触れることをおすすめします。
日本語教育能力検定試験とは?概要一覧
日本語教師として活躍したい方におすすめの資格が「日本語教育能力検定試験」です。
日本語教育能力検定試験の目的は「日本語教員となるために学習している者、日本語教員として教育に携わっている者を対象として、日本語教育の実践につながる体系的な知識が基礎的な水準に達しているかどうか、状況に応じてそれらの知識を関連づけ多様な現場に対応する能力が基礎的な水準に達しているかどうかを検定すること」です。
国家資格・公的資格ではないのですが、試験に合格して資格を取得すれば日本語教育としての専門知識が一定水準以上に達していると証明されますので、日本語教師としてのキャリアアップに繋がります。
受験資格
特に制限はありません。誰でも受験可能です。
試験実施日・曜日
10月下旬、日曜日
試験実施場所一覧
札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪、広島、福岡(予定)
受験料
10,600円(税込)
合格発表
12月中旬~下旬
試験科目・範囲
社会・文化・地域
1、世界と日本
(1)諸外国・地域と日本
(2)日本の社会と文化
2、異文化接触
(1)異文化適応・調整
(2)人口の移動(移民・難民政策を含む。)
(3)児童生徒の文化間移動
3、日本語教育の歴史と現状
(1)日本語教育史
(2)日本語教育と国語教育
(3)言語政策
(4)日本語の教育哲学
(5)日本語及び日本語教育に関する試験
(6)日本語教育事情:世界の各地域、日本の各地域
4、日本語教員の資質・能力
言語と社会
1、言語と社会の関係
(1)社会文化能力
(2)言語接触・言語管理
(3)言語政策
(4)各国の教育制度・教育事情
(5)社会言語学・言語社会学
2、言語使用と社会
(1)言語変種
(2)待遇・敬意表現
(3)言語・非言語行動
(4)コミュニケーション学
3、異文化コミュニケーションと社会
(1)言語・文化相対主義
(2)二言語併用主義(バイリンガリズム(政策))
(3)多文化・多言語主義
(4)アイデンティティ(自己確認、帰属意識)
言語と心理
1、言語理解の過程
(1)予測・推測能力
(2)談話理解
(3)記憶・視点
(4)心理言語学・認知言語学
2、言語習得・発達
(1)習得過程(第一言語・第二言語)
(2)中間言語
(3)二言語併用主義(バイリンガリズム)
(4)ストラテジー(学習方略)
(5)学習者タイプ
3、異文化理解と心理
(1)社会的技能・技術(スキル)
(2)異文化受容・適応
(3)日本語教育・学習の情意的側面
(4)日本語教育と障害者教育
言語と教育
1、言語教育法・実技(実習)
(1)実践的知識・能力
(2)コースデザイン(教育課程編成)、カリキュラム編成
(3)教授法
(4)評価法
(5)教育実技(実習)
(6)自己点検・授業分析能力
(7)誤用分析
(8)教材分析・開発
(9)教室・言語環境の設定
(10)目的・対象別日本語教育法
2、異文化間教育・コミュニケーション教育
(1)異文化間教育・多文化教育
(2)国際・比較教育
(3)国際理解教育
(4)コミュニケーション教育
(5)異文化受容訓練
(6)言語間対照
(7)学習者の権利
3、言語教育と情報
(1)データ処理
(2)メディア/情報技術活用能力(リテラシー)
(3)学習支援・促進者(ファシリテータ)の養成
(4)教材開発・選択
(5)知的所有権問題
(6)教育工学
言語一般
1、言語の構造一般
(1)言語の類型
(2)世界の諸言語
(3)一般言語学・日本語学・対照言語学
(4)理論言語学・応用言語学
2、日本語の構造
(1)日本語の構造
(2)音声・音韻体系
(3)形態・語彙体系
(4)文法体系
(5)意味体系
(6)語用論的規範
(7)文字と表記
(8)日本語史
3、コミュニケーション能力
(1)受容・理解能力
(2)言語運用能力
(3)社会文化能力
(4)対人関係能力
(5)異文化調整能力